◆『息子 マイケル・ジャクソンへ ~天国への遺言状~』ジョセフ・ジャクソン

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『息子 マイケル・ジャクソンへ ~天国への遺言状~』ジョセフ・ジャクソン

マイケルのジョー・パパが書いた追悼本。
ただし、本の中心はThe Jackson Family's History という2004年にドイツで出版されたもので、それに今回マイケル死後に行われたインタビューなどが追加されています。

追加部分には、映画This Is It やマイケルの死へのジョー・パパの見解も出ています。

わたしが感動したのは、ドイツで出版されたという部分の、先祖の記録と若いころのジョー・パパのお話。
チョクトー・インディアンでフリーマン(自由階級)だったパパの會祖父と黒人奴隷だった會祖母が出会い結婚し、混血の祖父がやはりチョクトー・インディアン4分の3だった祖母と結婚し、パパの父・サミュエルが生まれました。
サミュエルはクリスタルという女性と結婚しますが、そのクリスタルは、白人と黒人奴隷の間に生まれたために養子に出されてしまった人の娘でした。(ご先祖の写真はキャサリン・ママの『マザー』で見れます)
まさに、アレックス・ヘイリーの『Roots』さながらの物語が展開します。信じられないような苦難の連続に襲われながらもたくましく乗り越えていく人々のお話です。
意外なことに(失礼)、パパが描く食べ物の思い出がとてもおいしそうでヨダレものでしたwww 大叔母さんの作るオートミールの朝食や絶品パイやレモネードなど。この辺は大好きな『大草原の小さな家』風です。
パパによると、マイケルにはこのドイツで出版された本について話して喜ばれたとか。
マイケルがあの悪名高いドキュメンタリーで、「自分にはインディアンや白人の血が混じっている……」と言うような場面があったような気がしますが(正確には憶えてません)、多分パパからこの本の内容のような話を聞いたんだろうなぁと思いました。
ママとの出会いもとても素敵です。ママが(宗教的戒律もあるのかもしれませんが)ちょっと強面のパパとずっと一緒にいる理由が少しわかったような気がします。若いころ、足のハンデのせいでシャイだったママを、パパがとても強い性格でグイグイひっぱっていったようなのです。ダンスパーティーにも誘ったり。やっぱりマイケルの父親だけあって、弱きを助け強きをくじく、若いころのパパはとても素敵です。

息子 マイケル・ジャクソンへ ~天国への遺言状~息子 マイケル・ジャクソンへ ~天国への遺言状~
(2010/07/01)
ジョセフ.ウォルター・ジャクソン

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◆マイケル関連お薦め本  2010.07.05
2010.07.05 06:43 edit
この本には、今まで全然知らなかったジョーパパのことがたくさん書かれていて、驚きの連続。
いっぱい感動をもらいました。
とくにジャクソン5がオーストラリアへ遠征した際、ホテルでおこなわれたパーティーでのアポリジニに対するパパの接し方はとても素敵で、「あぁ・・・マイケルはやはりこの人の背中を見て、大きくなったのだ」と思いました・・・。
今回、追加されたインタビュー部分でも、「そうだったんだ・・・」と、息子を亡くした父親の苦悩のようなものを十分に感じ取れました。

多くの方に読んでもらいたいです。
ジョーは決して、悪い父親ではない。
マイケルがオックスフォード大学の講演で語ったように「父さんは出来る限りのことをしてくれたと子供たちに思われたい」・・・。
ジョーもそんな父親だった(今も)と思いました。
yujikko URL
2010.07.05 12:39 edit
はじめてブログにコメントさせていただきます。
この本のインタビュー部分とか陰謀説はまあ、いろんな考えがあるでしょうが、昔の話の部分は私もゆみさんと同じく『大草原の小さな家』風の情景がぽわんっと頭に浮かんでオートミールとかパイとかいいなあ~なんて思っちゃいました。
それとジョーパパの若いころの写真って男前でかっこいいですよね~。今の顔はおっかないですが・・。
たぬきち URL
2010.07.06 16:00 edit
yujikkoさん

ステキなコメントありがとうございます。
パパとマイケルの間のわだかまりが解けて良い状態であったことが、高齢のパパにとってせめてもの救いだったと思います。。。

> この本には、今まで全然知らなかったジョーパパのことがたくさん書かれていて、驚きの連続。
> いっぱい感動をもらいました。
> とくにジャクソン5がオーストラリアへ遠征した際、ホテルでおこなわれたパーティーでのアポリジニに対するパパの接し方はとても素敵で、「あぁ・・・マイケルはやはりこの人の背中を見て、大きくなったのだ」と思いました・・・。
> 今回、追加されたインタビュー部分でも、「そうだったんだ・・・」と、息子を亡くした父親の苦悩のようなものを十分に感じ取れました。
>
> 多くの方に読んでもらいたいです。
> ジョーは決して、悪い父親ではない。
> マイケルがオックスフォード大学の講演で語ったように「父さんは出来る限りのことをしてくれたと子供たちに思われたい」・・・。
> ジョーもそんな父親だった(今も)と思いました。
ゆみ URL
2010.07.06 16:03 edit
たぬきちさん、こんにちは!

> この本のインタビュー部分とか陰謀説はまあ、いろんな考えがあるでしょうが、昔の話の部分は私もゆみさんと同じく『大草原の小さな家』風の情景がぽわんっと頭に浮かんでオートミールとかパイとかいいなあ~なんて思っちゃいました。

そうなんですよ、マイケルもいつか「動物好きはジョーから」と言っていました。パパも悪い面のみいままで報道されていましたが、違った面を初めて知り、この本を読んでよかったと思います。

> それとジョーパパの若いころの写真って男前でかっこいいですよね~。今の顔はおっかないですが・・。

ママが夢中になったのもなるほどですねw
ゆみ URL
2010.08.13 20:05 edit
いつも楽しく観ております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
履歴書の添え状 URL
2010.08.19 01:31 edit
履歴書さん、ありがとうございます。
またいつでも遊びにいらしてくださいね。

> いつも楽しく観ております。
> また遊びにきます。
> ありがとうございます。
ゆみ URL
2012.07.11 04:31 edit
マイケルのファンの方のブログを あちこち見ていたら こちらに たどりつきました。過去の記事にさかのぼり とても興味深く 読ませていただいています。 おすすめの本のコーナーに ジョーパパの本があって ちょっと 読んでみたくなりました。マイケルは キャサリンママと ジョーパパ おふたりの間に生まれた お子さんですものね。 パパの素敵なところも 知りたいなと思いました。読みたい本は (最近出版された本とか)まだ あるのですが  yumiさんのコメントを 読ませていただいて パパから目線の本も 読んでみたくなりました。 おすすめ ありがとう ございました。、最近出版されている本も おすすめ があれば 教えていただければ 幸いです(^^)
suzu URL
2012.07.15 17:01 edit
suzuさん

お返事が遅くなってごめんなさい。
最近はもっぱらfacebookで短いコミュニケーションをしていて、自分のブログで長い文を書く時間を作れないでいます。

ジョーパパはいろいろ言われている方ですが、まだ白人中心だった1970年代のアメリカ芸能界で息子たちを成功させるために悪役になりながらも大きな力になったと思います。この本はマイケルのルーツを知るうえでとてもおもしろかったですよ。マイケルにはアメリカ社会における黒人の若きリーダーとしての自覚がもちろんありましたが、同じくらい自分のなかに流れる白人・インディアン・中国人の先祖の血への共感もあったと思います。彼のひとつの民族にこだわらないユニバーサルな考え方は、ひとつにはこうしたルーツから来ているのだと思います。

最近の本ですが、英語ではいろいろ読みましたが、日本語では、『マイケル・ジャクソ全記録』(吉岡正晴の訳)がおもしろかったです。以前からある『マイケル・ジャクソン観察日誌』の続きだったと思います。元イギリスのファンクラブ会長だったエイドリアン・グラントさんの書いたマイケルのほぼ全スケジュールを追いかけた労作です。カシオの書いた本もおもしろいようですが、まだ読んでいません。


> マイケルのファンの方のブログを あちこち見ていたら こちらに たどりつきました。過去の記事にさかのぼり とても興味深く 読ませていただいています。 おすすめの本のコーナーに ジョーパパの本があって ちょっと 読んでみたくなりました。マイケルは キャサリンママと ジョーパパ おふたりの間に生まれた お子さんですものね。 パパの素敵なところも 知りたいなと思いました。読みたい本は (最近出版された本とか)まだ あるのですが  yumiさんのコメントを 読ませていただいて パパから目線の本も 読んでみたくなりました。 おすすめ ありがとう ございました。、最近出版されている本も おすすめ があれば 教えていただければ 幸いです(^^)
yumi URL
2012.07.16 16:50 edit
yumiさん

コメントありがとうございます。ご多忙なところを 丁寧に コメントいただきまして感激しています(^^*)

今回は かなりさかのぼった記事にコメントしてしまい すいませんでした(^^) パパの本と いうだけで なんとなく 避けていたのですが こちらに このような 感想があって とても 意外で また うれしかったです。 違う見方ができるような気がして。それで とても興味がわきました。

先日もジョーパパは 来日されていたらしく ご高齢だと思いますが 変わらず お元気そうで何よりです。

全記録のことも ありがうございます。こちらは 手元にあって 英語版の本とあわせて 読んでいるところです(^^)カシオさんの本も 実は とても 気になっていました。yumiさんの おすすめに はいっていたら 読んでみようかなって 実は ちょっと思ったのです(^^*)

初めての投稿でしたが、ご親切にありがとうございました。今はfacebookのほうを 中心にされてらっしゃうんですね。そちらには 明るくないので なかなかなのですが、 機会があれば また・・。しばらくは こちらのブログの記事を読ませていただいて 色々とお勉強させていただこうと思います(^u^)素敵な ブログを ありがとう ございます。
suzu URL
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Author:Yumi
翻訳業/TOEIC講師
訳書:
『パズルでめぐる世界の旅』、
『スウェーデン・ミステリ傑作集 呼び出された男』の「弥勒菩薩(マイトレーヤ)」、
『イギリス野の花図鑑』、など。
映像関係の翻訳もします。
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ミステリ、歴史(特に伝記)、アート
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