翻訳の森 Diary

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『最終弁護』読み終えました。

4月6日のブログでちょっとだけ紹介した『最終弁護』を読み終えました。
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わたしの師匠の田村義進先生の翻訳、原作はアメリカのリーガル・ミステリーの新星スコット・プラットです。

スコット・プラットは7年間刑事弁護士として活動した後、若いころからの希望だった作家生活をスタートした人で、2008年に刊行されたこの作品がデビュー作です。この作品の主人公ジョー・ディラードは、正義が実現されていない法律の世界から足を洗いたいと思っている刑事弁護士で、この小説には彼の弁護士としての最後の日々の悪戦苦闘ぶりが描かれています。ここで詳しく描かれているアメリカの裁判の実態、なかなか興味深いです。ディラートやその美しいダンス教師の妻キャロラインは、実際のプラット自身とその妻にとてもよく似た設定になっているようです。

わたし自身もマイケル・ジャクソン裁判について調べてみて、無実のマイケルを監獄に送ろうとするアメリカの検察のむちゃくちゃぶりにびっくりした経験があるので、この小説に描かれていることもいかにも現実にありそうに思いました。

ディラートは「弁護士を辞めるまえに、たった一人でいいから無実の依頼人に出会いたい」と思います。さて、どうだったかは、読んでのお楽しみ^^

誠実なスポーツマンタイプのディラードはとても魅力的な主人公で、もっと彼の活躍が読みたくなります。この第一作では弁護士をやめる予定のディラード、幸いアメリカで6月に出版される第2作"In Good Faith"では弁護士を辞めて1年のブランクの後、今度は地方検事として小説に戻ってきてくれるそうです! また、田村先生が翻訳なさるのでしょうね! いまから読むのが楽しみです!!!

In Good FaithIn Good Faith
(2009/06/02)
Scott Pratt

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タグ : マイケル・ジャクソン

[ 2009/04/24 23:49 ] ◇読書 | TB(0) | CM(0)
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