翻訳の森 Diary

翻訳の森を迷走中

壁と卵 by 村上春樹

エルサレム賞授賞式での村上春樹さんのガザについてのスピーチがとても感動的でした。
今日は時間がないので貼っておいて、あとでじっくり読みたいと思います ^^;

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"If there is a hard, high wall and an egg that breaks against it, no matter how right the wall or how wrong the egg, I will stand on the side of the egg.

高くて硬い壁とそれにぶつかって砕ける一個の卵がある場合、どんなに壁が正しくてどんなに卵が間違っていたとしても、わたしは卵の側に立つつもりだ。 (拙訳)

"Because each of us is an egg, a unique soul enclosed in a fragile egg. Each of us confronting a high wall. The high wall is the system." (source: AFP google.com)

なぜなら、わたしたち一人一人は一個の卵で、もろい卵の殻に包まれたかけがえのない精神(心)なのだから。だれもが高い壁に直面している。高い壁とは、(社会の)体制だ。 (拙訳)

http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5ggW8zWz2OqafmQij3OMo5mtzhifg


イスラエル最高の文学賞「エルサレム賞」の授賞式が15日、エルサレムで行われ、受賞した作家の村上春樹さん(60)に賞状などが贈られた。村上さんは受賞演説でイスラエル軍による先のパレスチナ自治区ガザ地区攻撃に言及した。
村上さんは、人間を殻のもろい「卵」に例える一方、イスラエル軍の戦車や白リン弾、イスラム原理主義組織ハマスのロケット弾など双方の武器や、それらを使う体制を「」と表現。「私たちは皆、壁に直面した卵だ。しかし、壁は私たちが作り出したのであり、制御しなければならない」と述べて命の尊さを訴えた。(source: 毎日新聞)
http://mainichi.jp/enta/art/news/20090216dde001040031000c.html
[ 2009/02/17 01:04 ] ◇翻訳 | TB(0) | CM(2)
村上春樹さんの誤解を恐れない姿勢は、いつものことながらものすごいと思います!作品にしても、エッセイにしても、何者にも媚びない、個人として飄々としている感じ、恐ろしい~と思ってしまいます☆
今回のスピーチ、すっごく気になっていたので嬉しいです!あとで辞書を片手に頑張って読んでみま~す(^^)
[ 2009/02/17 12:51 ] [ 編集 ]
村上春樹さん
natsuちゃん、コメントありがとう。
村上さんの勇気あるスピーチは、その内容への共感以上にわたしの心に強いインパクトを与えました。この人は、真剣なんだな、命がけなんだなと感じました。。。
[ 2009/02/19 15:55 ] [ 編集 ]
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