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『ロング・グッバイ』を読んでいて思ったこと

いま、村上春樹が翻訳した『ロング・グッバイ』を読んでいます。漢語が少ないせいか文章が軽やかに感じます。無駄がない感じ。あいまいさも少ない。(平坦で、ちょっと味わいが乏しい気もしますが。)これを見ていると、わたしの書く訳文は漢語が多すぎて重すぎるように思います。漢語によって借りてきたイメージが四方八方広がりすぎて、文章の流れや深い意味に集中しにくくて、散漫な感じがします。このへんが、自分の問題点のひとつかもしれません。わたしは、作者が言いたいことに集中せず、枝葉にばかり気が散っているのかも。もちろん細部も大切ですが、細部がバラバラになることなく、作者が描くテーマという木の一部になっていなければならないはず。
12:33 | ◇翻訳 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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