翻訳の森 Diary

翻訳の森を迷走中

6月分 読書メーターまとめ

2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:4912ページ
ナイス数:16ナイス

世紀の名作はこうしてつくられた―「風と共に去りぬ」の原稿発掘から空前の大ベストセラーへ、著者による著作権保護のための孤軍奮闘世紀の名作はこうしてつくられた―「風と共に去りぬ」の原稿発掘から空前の大ベストセラーへ、著者による著作権保護のための孤軍奮闘感想
『風と共に去りぬ』の創作秘話と完成後のお話。マーガレットは10年もの歳月をこれ一作に賭けた。夫マーシュが校正を手伝い、時間切れで出版社マクミラン社による編集ほぼゼロの状態でこの本は世に出た。この本が持つ荒削りな魅力の秘密はそのへんにあるのかも。若きマーガレットはスカーレットのように奔放な女性だったが、再婚相手マーシュはどこかアシュレイを彷彿させる。では、マーガレットの人生にレット・バトラーはいたのだろうか? 最初の夫? それとも?
読了日:6月30日 著者:エレン・F. ブラウン,二世,ジョン ワイリー
まほうつかいのむすめまほうつかいのむすめ感想
女性作者がベトナムから迎えた養女のために書いたお話に、ル・カインが絵を付けた1987年出版の絵本。西洋風な魔法使いの父に、まるで十二単のお姫様のような長い髪の娘。背景は中国桂林の水墨画風景色。再会する実の母たちはモンゴル風コスチューム? 東洋と西洋の美の世界をル・カインが自由に再構築して作り上げた世にも不思議な世界! きっと魔法使いは、娘が実の母の元に戻って寂しくなっただろう。でも、それを書かなかった作者。どういう気持ちだったのだろうか。養女に、選択の自由を示したかったのだろうか。
読了日:6月29日 著者:アントニア バーバー
新版 小説道場〈2〉新版 小説道場〈2〉感想
翻訳の腕を上げたくてこの小説道場を読んでます。語り口は軽妙ですが、内容は中島梓さんにこちらの生き方まで問いかけられている気がするとても深いものです。
読了日:6月27日 著者:中島 梓
新版 小説道場〈1〉新版 小説道場〈1〉感想
90年代初頭に出た小説(いまのBL小説で、ここではJUNE小説)の書き方を指南する本。道場主・中島梓が投稿作を愛情とユーモアいっぱいに熱血指導。彼女の小説を読んだことがなかったけど、弟子たちへのお世話焼きぶりを見ると、その親分肌の愛すべき性格に彼女の小説も読んでみたくなった。もともと、翻訳で「視点」の定め方がいまひとつ分からないというわたしに、先輩が薦めてくれた一冊。もう一回ポイントを読み直さなきゃ。もう亡くなってしまった中島さんの授業を古本を通して聞けるなんて、やっぱり本っていいな。
読了日:6月26日 著者:中島 梓
ゴーン・ガール 下 (小学館文庫)ゴーン・ガール 下 (小学館文庫)感想
ニックの最終的決断がわたしには理解できなかったけど……とにかく上・下巻一気読みしたのは久しぶりでした。ドキドキハラハラおもしろかった!
読了日:6月23日 著者:ギリアン フリン
ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)感想
お話は、夫が妻の頭の形を思い浮かべるところから始まる。「光沢のある硬いトウモロコシの粒か、あるいは川底の化石のような。ヴィクトリア時代の人々なら、〝巧緻なる造形美〝と表現するかもしれない。」この即物的な、それでいて耽美的な描写に魅せられ、いきなり作者の表現の世界に引き込まれてしまった。上巻は一気だった。謎が全く解けないまま下巻に!
読了日:6月23日 著者:ギリアン・フリン
The Little HouseThe Little House感想
The Little House 'Her story'
読了日:6月23日 著者:Virginia Lee Burton
ちいさいおうち (岩波の子どもの本)ちいさいおうち (岩波の子どもの本)感想
1943年のアメリカで出版されたという。まだ第二次大戦中のこと。このころのアメリカでは、もうすでに都市化の問題を扱う絵本があったのですね!
読了日:6月23日 著者:バージニア・リー・バートン
Miss RumphiusMiss Rumphius感想
You must do something to make the world more beautiful (from Miss Rumphius)
読了日:6月23日 著者:Barbara Cooney
弁護側の証人 (集英社文庫)弁護側の証人 (集英社文庫)感想
以前読んだ本。
読了日:6月15日 著者:小泉 喜美子
Scotland (Oxford Bookworms Factfiles: Level 1)Scotland (Oxford Bookworms Factfiles: Level 1)感想
歴史のとこだけつまみ食い。北部に残る手つかずの自然がすごそう。そういえば、ネス湖(Loch Ness)もスコットランドだった。
読了日:6月13日 著者:Steve Flinders
りかさん (新潮文庫)りかさん (新潮文庫)感想
お人形に心があって、感性がある人とはおしゃべりもできるというお話。子ども時代に叔父からもらったのに大切にしなかった大きな市松人形や押し入れの中のお雛様のことなど思い出して複雑な心境に。ちょっとじめじめした雰囲気が苦手だった。
読了日:6月11日 著者:梨木 香歩
Christmas in Prague (Oxford Bookworms; Stage 1)Christmas in Prague (Oxford Bookworms; Stage 1)感想
初心者多読用。とにかく表紙の写真がすばらしい。でも、中の挿絵はアメコミ風でちょっとヘタ。主人公たちが、現在の美しく平和なプラハで、かつての共産党政権下で起きた悲劇を辿る。ハッピーエンドでほっとした。
読了日:6月11日 著者:
屍鬼〈上〉屍鬼〈上〉感想
これも子育て真っさい中だったから、10年くらいまえ?やけにおもしろくて、やめられなくて困った憶えがある。終始怖いけど、映像的で忘れられないラストシーンがロマンチックで好きだった。
読了日:6月9日 著者:小野 不由美
少年H〈下巻〉 (新潮文庫)少年H〈下巻〉 (新潮文庫)感想
子育て真っさい中のころ読んだから、10年以上前かな? 戦争中の暗さや自由のなさと対照的なH少年の明るさや無邪気さが印象に残っている。
読了日:6月9日 著者:妹尾 河童
少年H〈上巻〉 (新潮文庫)少年H〈上巻〉 (新潮文庫)感想
以前に読んで感動した本を記録。
読了日:6月9日 著者:妹尾 河童
小さいおうち (文春文庫)小さいおうち (文春文庫)感想
戦前戦中、東京のモダンな赤い屋根の家に住む若く美しい奥さまと奥さまに憧れる十代の女中のお話。華やかなことやオシャレが大好きでいつも明るい奥さまの最期が悲しい。女中の回想記と、その甥の子による追記からなる。最後のあたり、構成がちょっと煩雑な感じがした。回想のなかの奥さまは匂うような美しさで、周りの誰もが心を奪われるのも納得。
読了日:6月8日 著者:中島 京子
King Arthur (Oxford Bookworms Starter)King Arthur (Oxford Bookworms Starter)感想
初心者多読用のコミック。『アーサー王』や『円卓の騎士』ということばは聞いたことあるけど、なんだっけという人にお薦め。ものすごくはしょっていますが。
読了日:6月6日 著者:J. (RTL) Hardy-gould
Little Princess (Oxford Bookworms Library)Little Princess (Oxford Bookworms Library)感想
サラはとても前向きな女の子。本を読むと、どうして表紙にダイアモンドが描かれているのかわかります。
読了日:6月6日 著者:Frances Hodgson Burnett
Thorn Rose (Picture Puffin)Thorn Rose (Picture Puffin)感想
1977年に出版されたエロール・ル・カインの絵本。古本屋さんで買ったせいもあってずいぶんよれよれ。でも、こんな小さなカタログのような本が元はイギリスからはるばる渡ってきたかと思うと感慨もひとしお。長男がボッティチェリの春を思いだしたという表紙の絵は、確かに地面と背景と中心となる群衆の色彩・構図などそっくり。部屋に飾っておこう。
読了日:6月6日 著者:Jacob Grimm,Brothers Grimm
シャーロットのおくりものシャーロットのおくりもの感想
いっしょうけんめい自分の命を生きて、ウィルバーのためにも友情を尽くし、賑やかな品評会が終わるとともに人知れず静かに死んでいったシャーロット。最後に、「のこっていたありったけの力をふりしぼって、一本の前足をウィルバーに向けてふりました」というところが泣けた。シャーロットは賢くて優しくてほんとうにいい女だねえ。クモさんだけどほれちゃいました。
読了日:6月1日 著者:E.B. ホワイト

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[ 2013/07/01 00:42 ] ◇読書 | TB(0) | CM(0)
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