翻訳の森 Diary

翻訳の森を迷走中

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鴨井羊子さん

鴨居羊子さん。(1925-1991)
日本で初めての下着デザイナーとして時代の寵児になった人。
残されている文章や絵が魅力的。
エーゲ海の島々の風景のような人。 太陽の眩しさと、まっ白な建物の泣きたくなるほどの美しさ。彼女にはそんな明るさと悲しさがある。

彼女の食べ物のエッセイは美味しいものばかり。人生を思う存分生きた人。でも、そんな人も、父、母、弟の死に出会ってつぶやく。彼女の現実は子供時代にあって、その後にはなかったと。

 人生の夏の日、甘かったあのアイスクリーム。やがて時間と
日向の太陽に溶けてなくなってしまうが、決して全部がぜんぶ
消えてしまうわけではない。
 この身体のいたるところに、あのベタベタした甘い感触が残っているものだ。
 アイスクリームにも何もかも溶け去って形が消えてしまう明日がある。
 でも私は、今でもありありと、あの甘い感触に手でさわることができるのだ。(エッセイからの抜粋)




わたしも、人生は儚いものだからこそ今を思いっきり楽しみたい……
[ 2012/10/08 02:11 ] ◇読書 | TB(0) | CM(0)
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