翻訳の森 Diary

翻訳の森を迷走中

◆アルバム"Michael"感想メモ/追記あり

MICHAELMICHAEL
(2010/12/15)
マイケル・ジャクソン

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やっと"Michael"を何度か聞けました。


アルバム"Michael"との出会いが楽しみだったので、なるだけ事前に細切れで聞かないようにしていました。
……というか、実は自分が忙しかったのも理由のひとつですがw
でも、"Hold My Hand"は2008年6月のリーク以来、"Another Day"も今年のはじめにリークを聞いて以来、ずっと正式リリースを楽しみにしていたものです。もうどっちも一度聞いただけで好きになりましたから!
こういう一度聞いただけで好きになる歌ってありますよね。

◆love at first sight(一目惚れ)

Thrillerのときの"Lady in My Life"(1曲)

Badのときの"Man in the Mirror"(1曲)

Dangerousのときの"Remember the Time""Keep the Faith""Black or White"(3曲)

HIStoryのときの"HIStory"(1曲)

Invincibleのときの"Unbreakable""Break of Dawn""You Rock My World""Butterflies""Speechless""Whatever Happens"(6曲)
(これを見ると、わたしはデンジャとインヴィが好きなんだろうなーー生理的には)


……もちろん、あとでショートフィルムを見て〈お気にいり〉はどんどん増えていくのがいつものパターンですが! ショートフィルムだけ好きなものもありますし。


"Michael"のブックレットの最後にこうあります:
Album conceived and Inspired by
The King of Pop
Michael Jackson
Management of The Estate of Michael Jackon
Jon Branca and John McClain
このアルバムはキング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンの着想とインスピレーションに基づいて制作された。
ザ・エステート・オブ・マイケル・ジャクソン:ジョン・ブランカ、ジョン・マクレイン

このことばは誠実だと思いました。マイケルはプロデューサーとして最後まで完成を見とどけることができなかったのですから。…


◆今回の love at first sight は……パンパカパーーーン(古っ)
全4曲でした。
"Hold My Hand"(ワンダフォーーー!!!)
"Best of Joy"(ビューティフォーーー!!!)
"Breaking News"(好きな歌詞とメロディー! ただし、ボーカル・トラックは不鮮明で弱い)
"Another Day"(セクシーーー!!!)


…と、巷の評価と全く違うかもしれませんが、お聞き流しくださいね
単なるlove at first sightですから!!


もっと聞きこんだら変わるかもしれないけど、一応いまの気分をメモ

●Hold My Hand もうかれこれ2年間聞いているのでもうそんなに新鮮とは言えないけど…レゲエの温かさを持つゆったり包み込むようなスケール感のあるメロディーが大好き。

Akonのざっくりした声とMJの透明感を表に出したときの声のハーモニーはちょうどJackson5時のジャーメインとリトル・マイコーのように完璧!!! この曲を作った方は最初はほかの方にあげるはずだったのですよね~Akonとマイケルにくださって感謝です。出番がちょっぴり少ないけど、マイケルの変わらぬ美しい声に感激。聞くたびに心をじゃぶじゃぶお洗濯できる名曲☆

●Hollywood Tonight この曲のプロデューサーであるTeddyの今回一番のお気にいりだそうです。最初の印象はまるで、J-popの筒美京平さん(天才)の曲みたい!…でした。歌謡曲のように憶えやすい乗りの良さです! マイケルが2007年のインタでも言っていた、「誰でもすぐ憶えて歌えるようなメロディー」ってこういうことだったのでしょうか? 大変評判のいい曲です。(でも、曲はわたしにはR&B感がちょっぴり足りない気がしました)※わたしには、声が従来のマイケルと微妙に違って聞こえます。(マイケル以外の人がボーカル・トラックの最終調整&チェックをしたことによるのでは?)

ハリウッドを目指して体ごとぶつかっていくような15歳の少女を見るMJの目線が、どことなく心配気で父親的ですよねw ああ MJは本当にお父さんになったんだなぁとつくづく感じた一曲。

●Keep Your Head Up この曲もちょっと驚きでした。いままで、ファンタジーとギャングと謎の女とスーパースターの自分とプライバシーと平和と環境と子供の福祉……というようなテーマを追いかけてきたMJが、ごく平凡なウェイトレスの女性の地味な日常を歌い、励ます! Unbelievable!!! 共作者カシオの影響でしょうか? マイケル自身が2000年代の多くの経験からこのような心境に至ったのでしょうか…? とても気になるところです。きれいな歌詞とボーカル。カシオ・トラック。※わたしには、声が従来のマイケルと少し違って聞こえます。(マイケル以外の人がボーカル・トラックの最終調整&チェックをしたことによるのでは?)


●(I Like )The Way You Love Me マイケルらしいチャーミングなボーカル。マイケルらしい曲でマイケルの世界に安心してゆったり浸れます!

●Monster(Featuring 50cent) この曲もJ-popの都倉俊一さんの曲じゃないの?というくらいの親しみやすさ。70-80年代のピンクレディの歌謡曲を聴くような感じで乗り乗り!! マイケルの言う「誰でも歌える歌」の方向性はこんな感じなのか? とても驚きました!!大変、評判のいい曲。カシオ・トラック。※わたしには、声が従来のマイケルと少し違って聞こえます。(マイケル以外の人がボーカル・トラックの最終調整&チェックをしたことによるのでは?)


●Best of Joy 情報によると、マイケル最後のバラードではとのこと。素晴らしいですね!!!この曲一曲のためでもこのアルバムを買ってよかったです!!!作詞作曲もマイケルのようです。これがわたしの脳内にあるマイケルらしいマイケルの声。声の美しい花束っていうのかなぁーーーキラキラした温かみがあり透明感もあります。艶やかな声。(ただ、それはあくまでわたしの脳内の理想のMJの声であって、もちろん人間ですし年齢によっても声は変わるでしょうし、彼自身いろいろな声を出しますよね。。そして、わたしは彼のだみ声ファンでもあります!!!)

●Breaking News マイケルらしい声が少ししか聞こえないということで大問題になった曲。でも、個人的には彼にしか書けないような自虐的な目でメディアの狂気を眺めている歌詞がたまらなくて愛しく(悲しいけど彼の心象風景として真実のようなものが伝わってくるので)大好き。メロディーも好き。ついつい口ずさんでしまう!!! これで、もしマイケルの声がもっとたくさんはっきりと録音できていたら、最高にお気に入りの一曲になったのにと思うと…残念過ぎます。カシオ・トラック。※ボーカル・トラックが不鮮明。


●(I Can't Make it)Another Day レ二ーがかっこいい曲をマイケルにくれてます。マイケルがロックを歌うとどうしてこんなにセクシーなのか!!!ああ ロンドンで見たかったのはこういう大人でセクシーなマイケルです。。。

●Behind the Mask スリラー・アルバムのアウトテイクと言われるマイケルのボーカルをプロデューサー、ジョン・マクレインが完成させました。オリジナルはご存知1979年のYMOの曲。若くて生きのいいマイケルの弾むようなボーカルが圧倒的にソウルしてます。そして、今年付けくわえたシャニースのバック・コーラスも見事。
シャニースの録音時についてのお話を訳した過去日記:
http://yumi835.blog17.fc2.com/category44-1.html#2222

●Much Too Soon 20歳くらいの若いマイケルがあるゆる音楽をモグモグ咀嚼中で、まだマイケルらしいスタイルを築くまえといった、本当に初々しい感じ。まるで70年代のフォークソングのようにシンプルな美しいラブソング。マイケルが聞いていたというジム・クロウチをすぐに連想しました。でも、もちろん、こんなどこまでも繊細な優しい曲もマイケルの一部。(わたしの好きなR&B色はないのですが 汗)
ジム・クロウチとマイケルについて書いた過去日記:
http://yumi835.blog17.fc2.com/category44-1.html#2238

このアルバムの構成は、大体において、現在ハリウッドに住む、人生の激しいアップ&ダウンを乗り越えてきた50歳のマイケルが過去にさかのぼっていき、最後に自分の原点に回帰するべく瑞々しく純粋な20歳のマイケルを訪ねる……という心の旅のようにも思えます。そのあまりにも波乱に満ちた人生は、とてもこのアルバム一枚で辿れるものではないけど、ちょっと2010年から1980年への旅をしたような気分になるアルバムでした。

R&B調のナンバーがもう少しほしかったけど、次のアルバムに残してあるのかな? あったらいいな~(希望的観測)噂では、今回参加しなかったロドニーと作っているのでは!?早く聴きたいよーーー!(minちゃんご指摘のように、マイケルはR&B歌手じゃなくてthe King of Pop なのは、わたしもわかつてますがw)

マイケルという完璧主義者のプロデューサーを失い、アルバムの音に厚みや重量感があまり感じられないのはいたしかたないのですが、多くスタッフの努力で彼の伝えたかったものの一端を知ることができてうれしく思います。

またたくさん聞くうちに感想も変わってくるかもしれませんが、今現在の気分を書きとめておきます。

ちょっとメモのつもりだったのに、ダラダラ長くなっちゃいました。もし最後まで読んでくださった方がいらしたら、どうもありがとうございまーす。あなたのお好きな曲はどれですか? 教えてください!

タグ : マイケル・ジャクソン

こんにちは~。
私は「Another Day」です。
「Hold My Hand」はミンにとられちゃいました。
“心をジャブジャブお洗濯”。。。すっごくわかります!

ひとつのアルバムとしての統一感は薄いけど実はいい曲揃いかもって思います。
マイケルが最後まで携わっていたら凄いものができたでしょうね。。。。
[ 2010/12/20 15:13 ] [ 編集 ]
「MICHAEL」
「MICHAEL」毎日聞いています
が・・・聞いてるうち
「Dangerous」を聞きたくなったり
「Invincible」の「The Lost Children」
をリピート再生したりと
ちょっと浮気もしています。

初めて聞いたときに
Hold My Hand以外でも
なぜか聞いたことがある気がするな~と感じる曲がたくさんありました。
不満はありませんが全体的にサラッとしているなとか感じました。

聞いてるうちに再発見があって
順位は入れ替わりますが・・・

私が一番マイケルを感じた曲は
Another Day
Best Of Joy
Keep Your Head Up

歌謡曲の表現は私も同じように感じ
マイケルやのにな~とか思いました(笑)
[ 2010/12/20 15:52 ] [ 編集 ]
ちいちゃん、こんばんは!

Another Day かっこいいですよねーーー!!!もうしびれます~~~マイケルのショートフィルム見たかったですね。

息子さんはHold My Hand ですね! この曲は絶対に心を穏やかにしてくれますよね(^^)

マイケルがいたら、彼自身のバックコーラスがつき、どの曲もますます豊かになっただろうなと思いますね。

BNももっとボーカルが際立ったものがあれば、凄くかっこいい曲なのに残念!!! でも、好きです。
[ 2010/12/20 22:40 ] [ 編集 ]
ゆうさん、こんばんは! お好きな歌が2曲がぶっています!!! 良いですよねーーー そして、好きな曲が日々変わるのもよくわかります!

歌謡曲っぽいのは何なんでしょうね? こういう曲はマイケルにとってはちょっとエキゾチック(??)

録音状態が悪かったのか、ボーカルが弱いものが多くて残念でしたよね。彼が生きていたら、録り直したり、声を重ねたりするところもあるのでしょうね。

また長く聴いているうちに変わるかもしれませんね。
[ 2010/12/20 22:47 ] [ 編集 ]
実は
本来マイケルはソウルではなかったのだけど、まわりがソウルだったから、さらにソウルは素晴らしい音楽だし、若い感性と持ち前の完全主義でソウルをものにしたのかな~なんて思ったりするのですが、いかがでせう(だめ?)^^;
[ 2010/12/20 23:47 ] [ 編集 ]
minちゃん

マイケルっていろいろな音楽の良い所をミックスしたいと思って意識的にあらゆる音楽を勉強していた人ですよね。自分では2007年のインタでブラックミュージックとクラシックが自分の根幹にあるといったことを言っていたような。。。そして、リスペクトはJB。パパはブルースバンド組んでて、ママはカントリーが好きだった。

それで、マイケルが踊りながらスタジオ録音しているところを見ると、リズムの奴隷だし、相当R&B色が濃い曲が彼からも出てくるように思えます。

でも、ディズニーやビージーズみたいに白人ポピュラーミュージックも書いたり歌ったり。

アルバムにおけるその渾然一体となった万華鏡的魅力がマイケルだと思います。
まさに音楽におけるブラック&ホワイト!

ミンちゃんが言うように、彼独自で書くスローテンポの曲は凄く白人ポップスに近いですよね。

ジャクソンズ時代に書いた曲はやっぱりソウルとポップスの両方ありますよね。

そうね、一貫して、両方好きだったのでは? ソウルも白人ポップス系の曲も。

そのなかで、わたしは個人的にR&B色の強いものが結構好きです。

ミンちゃんは??
[ 2010/12/21 00:09 ] [ 編集 ]
私の感想です。
ゆみさんこんにちは!

私は第一印象で好いと思ったのは最後までリークされていなかった「Best of Joy」
この曲はWhat More Can I Giveの頃の声のような気がしますがどうでしょうか?
何かあめ玉を口の中に入れて歌っているような~スイートな声が魅力です。
西寺さんもこの曲が一番お気に入りとおっしゃっていましたね。

「Hold My Hand 」ゴスペルのようなデュオがX'msにぴったりですよね。最初にAKON&(Angel)と聞こえるのも気になっています。

「Much Too Soon」「Breaking News」はリークで聴いていて少し耳に馴れが出来ていたので新鮮さは感じられなったです。もちろん好きですけどね。


「Another Day」はゆみさんお好きなのですね。
私はやはりかなり以前からリークで聴いていたのでそんなに感動はなかったのです。これからまた変わるのかしら?

聴きこむうちに好きになったのは「Hollywood Tonight」と「Monster(Featuring 50cent)」
が好きになり身体が自然と動いて気持がよいです。
二つともマイケルのボイパが気に入りました。クチュクチュ、、モンダミン♪(笑)
Monsterの(Too bad)のくだりも切なく2BADとかゴーストを思い出してしまいます。

「Behind the Mask」の出だしのボイパも耳に残りますね☆声もスリラーの頃だから若さが弾けてる所が好きです。

「Keep Your Head Up」 はゆみさんが言うようにウエイトレスの話というのがとても庶民的な懐しさで癒される曲調が好きです。
一般のファンと付き合ったりとかありましたものね。(笑)

とにかく、「Michael」全般通して本当にマイケルの生涯の歴史を紐解いているような流れであのジャケットの絵にぴったりのまとまったアルバムですよね。
手元に来るまではアルティメットを聴いたりしていましたが今はこのアルバムのヘビロテ三昧です。(*^_^*)
[ 2010/12/21 16:06 ] [ 編集 ]
AJさん、コメントありがとうございます!
ほとんどの曲がお好きみたいですね!!!

>何かあめ玉を口の中に入れて歌っているような~スイートな声が魅力です。

ほんと、何て甘い声なんでしょうーーー幸せのオーラにあふれていますね☆
Best of Joy は2009年頃制作という情報もあります。

Hold My Hand の最初は、〈Akon & MJ 〉に聞こえますが、Angelというのはマイケルらしいですね!
[ 2010/12/22 00:44 ] [ 編集 ]
ヘビロテです、、、。
今頃ですが失礼します。
先日はリンクしていただきありがとうございました。

私もこのアルバムにハマっております。
どれもお気に入りですがあえて、順番をつければ、KEEP Your Head Up,Best Of Joy,Much Too Soonの順でしょうか。

バラードが案外多かったことにも以外でしたが、Best Of~は自分に歌ってもらってるとしか思えない(笑)
だってマイケルはいつだって、愛を贈ってくれるんだもの、、、。

ノリノリの曲も大好きなものばかり。個人的にこの曲は好みじゃないという曲は一曲もなかったです。

ゆみさんの都倉俊一さん、、のコメントに笑いました。ピンクレディですね、、モンスター。
マイケルのは、マイケルらしくって又かっこいい!

アルバムのマイケルのボーカルの音色ですが、専門家ではないでわかりませんが、最近の流行のパターンで、ボーカルの音色をエディットしていじりますよね。
ガガ、とか、、。日本で言うと、「パフューム」とか。去年出した、マライアのアルバムもそんな感じで少しがっかりでした。
マイケルが居なくなって、やたらとネット上で未発表曲が出回ってましたが、そのとき初めて聴いたときもマイケルもこのパターンなんだって少しがっかりしたのですが、今回のアルバムは、それがさほど極端ではないのでよかったなと思っています。

長々と失礼しました。これからも、英語の解説など楽しみにしております。よろしくお願いします。

どうか良いお年をお迎えくださいませ。
[ 2010/12/23 01:09 ] [ 編集 ]
eryさん、こんばんは!

優しい曲がお好きなんでしょうか(^^)
今回のアルバムはとことん暗い曲やアグレッシブな曲はなかったですよね。BNくらい。
わたしはAnother Day にはまってるかなーーー

こちらこそ、リンクありがとうございます。

また楽しく情報交換できたらと思いますので、来年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
[ 2010/12/23 01:36 ] [ 編集 ]
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